一事
近づけば、スイッチが入ったかのように・・・ いったいどういう動力源なのか。 とかく時間の過ぎるのを待つ。
申し訳ない、とずっと思っててちっさくなって、そんでまた訳わからんくなっとったけど、いったいどうしてそんなになっとらないかんのか? 腹の立つ。 もう、小さくなんかなっとらんわ。
わらう、ってのはすごい。 そういえば、となりのトトロでお父さんが「わ〜、はっは」と笑っていた。 あれはきっと正しい。と思う。 笑う門には福来る、っていうしね。 作り笑いでなけりゃ尚よし。 じめじめしてるよりは無理してでもわらえたほうがよかろうね…
現状に満足しない振りをしつつ、本当はそれに胡坐をかいていることに気づいたとき、どれだけ早く立つことができるだろう。ぐらぐらと不安定な萎えた足の上で。 堪え性がなく、すぐに座り込んでしまう。すでに聞くこともなくなった言葉を思い出す。 じべたり…
太い線で描かれた自分がその輪郭を寝台に縫いつけられた。体は沈むでもなく、ぴくりとも動かず。 最近浮き沈みがあるなぁ…。
今日ほど、『ゆかい』と思ったことはない。
怒ったり、或いはよくない方向の感情を振りまいて、自分が怪我しそうになるということが2、3あった。 こわいなぁと思う。思うのだけれども。…いかん、いかんなぁ。
からだの一部分が、砂袋となってぐるぐると回っている。 砂袋は3つとか4つとかが一組になって同じ根本から回っているので、遠心力はつりあっている。 ただ、その部位がそういう状態であることを感じる。あしの底から砂がざざあと抜け落ちたあと、 逃げ切れず…
視界がはじけるように、突如すべてがどうでもよくなった。 隔絶された空間で、しばし時間をとろう。休息が必要だ。
身の内からふるえ、涙溢れる。 言葉にするのももどかしく――。
鬼のようなかおで いたという自覚はある。 ただ、どうしようもなく。 かおがほぐれるに時間が要った。 自分はまだまだだと、思う。
世界が揺っている、と思ったら、地震ではなかったという。 そう言えば、脈と同じタイミングでよせてはかえす、そんな波だった。
のんびり、ゆったりとできる時間てのは思っていた以上に大事なものでした。
たとえ目指すものがそうであっても、まっすぐにそのように誉められて、ただうれしいだけでなく複雑な気持ちになることはある。
「すっぽりと填るピースが見つかったような感触」 というと、人はどのような感覚を想像するのだろうか。
借りた分だけ返しましょう――ご利用は計画的に そして取引は自分に有利なように。過度の我は不安材料になるので注意。
とんとんとん。と背中をたたく。 ――もくもくもく。 「あれ?」
とめどもなくあふれる気体。身体はただそれのみで膨らんでおるのではないかという疑惑が頭をもたげる。
見慣れぬ姿に鏡を疑う。 歯列矯正外れました。その代わりにつけないといけない装置があるんですが、口の中に異物を入れるというのは非常に不快なもので。たまにおえっって一人でなってます。入れ歯のおじいさん、おばあさん、って自分でおえってならんのだろ…
妊娠とか、たまごとか。 そういう言葉にどこかで惹かれているように思う。 ・・・なんだ一体。
しゃべりながら違和感を覚える事がある。自分がなにをいいたいのか。口だけがつるつると先へと進んで不快感だけが残り、私はしばらく振りに考える機会を得る。
傾きがあれば、球は転がっていく わかってはいるけれども、最初に要るエネルギーは甚大で。 自ら変化していこう、ってのは大変なことなんだ。